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不思議絵! クプトン博士の異邦見聞録! 誰も知らない奇怪な場所を クプトン博士が記録した一コマ
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「梅雨があけたら・・・・」
「けむりの帽子」 かぶると帽子の上からほくほくと煙が立ち上る。 それは心がくすぶりがもやもや煙を吐き出す。 帽子がこころのもやもやをみんな吐き出してしまうとなんだかすっきり。
とぼとぼ雨の道。
「はなっち」 おはながでちゃったのティッシュちょうだい!
「雨降り小僧」 待ちに待った梅雨がきた。ぽつぽつ、さらさら、ざーざー。 ほら水たまりができたよ。踏もうよ、ばしゃばしゃ水はねてさ。 ぼくらの季節がやってきた。
「異邦の地」 気の遠くなるような長い旅を終えた移民船がその惑星に降りたった。 彼らの前には滅びた文明の残骸が汚れた大気とざわめくゴミたちがどこまでも埋め尽くしていた。それでも彼らに必要な熱は惑星の中にかろうじて残っていたのだ。
集まってくる人々
「箱いぬ」 ダンボールをかぶっている犬。でも不思議なのは箱の表情が変わるように見えること。 それに箱を取ろうとすると嫌がって吠える。まるで箱の顔が自分の顔のように。 近くに抜け殻のような箱が放置されたいた。
「デジセンシング」 新しい表面情報 ぼくが手に入れた新しいぼく。 中身は何も変わってはいない。 鏡を見たときに別の自分がいる、ただそれだけ。 ただそれだけのことがどうしても納得できない。 ぼくはぼくの影を追ってワールドを駆ける
「デジセンシング」テクスチャリング ぼくは自由に、まるで服を着るように表面情報をまとえる。 けれどその情報を選択することは至難の業だ。 頭の中を目まぐるしい情報がつきぬけていく。 今までに感じたことのない苦痛を覚える。
「デジセンシング」 なんということだろう。ワールドに入ったとたん僕の表面情報がはぎとられた。 このワールドでは自由に表面情報(テクスチャリング)をまとえるらしい。 ぼくはぼくの表面情報を取り戻すために別の形をまとう。
「チャナムド ガイジ艇」 驚くことにこの艇はほとんどが陶器でできている。 もちろん理由があり、高熱から艇を守るためにある。 熱は外からの熱ではなく、内部からの熱に対してである。 一度乗船するとわかるが、確かに耐えがたい暑さ。
「デブルの草の屋」 美しい草原の中にひっそりと埋もれる農家のたたずまい。 人々は自然の流れに合わせて営む。朝がくれば活動を始め暗くなれば家で家族と暖かな時間を過ごす。そして虫たちが鳴き止む前に床に入るのだ。
「惑星呼吸塔 浄化プラント」 巨大な惑星呼吸塔を支えるプラント。 圧倒される金属の流動管の群。 内部の圧力の鼓動が伝わってくる。 人の手では支えられない巨大な圧力を押さえこんでいる。
「バグルの岩棚のアーケード」 石の屋根ははるか昔から人々の生活を支えてきた。 土地は乾き貧弱な農作物しか採れなかったが、十分安全な宿を岩棚は与えてくれた。 自然が許す限り、人々の営みは絶えない。
「風まきの塔」 それは時の決まりで始まるのではない。 見えない特別な始まりが風を呼ぶのだ。 呼ばれた風は塔にまとわりつく。 まとわりついた風はやがて消えていく。 何かの見えない終わりが風を消しさる。
「街を背負う巨人」 地響きとともに山のような大男が街を背負って歩いてくる。 背中の街は人影がなく、廃墟のように風がすり抜けていく。 地響きが消えると、記憶だけが残光のように大男の影をそこに残す。
「パームドール」 遥かなる地平線より大地を見下ろすパームドール。 伝説の巨人。大地に手を差し伸べ、多くを感じようとする。 やがて大地に手が触れるとパームドールは跡形もなく消え去る。
「足さわり」 暗い夜道を歩いているとひらりひらりと布のようなものが顔に張り付く。 上を見上げてみると小さな女の子がほほ笑んでいる。 そのほほ笑みにつられてほほ笑み返すと、白い布切れが顔に巻きつき生気を吸いとられる。
「シゴナの潜水艇」 鋼鉄で作られた潜水艇。 誘導コイルの力で海底を進む。 有毒なガスが発生するため現在は使われていない。
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