「存在の根拠を象徴する十字形の神話的、宗教儀礼的展開については語るべきことが多い。この十字形の標木が呪具化されたとき、それは午となった。尭が民に訴願をしるさせたという誹謗の木は、漢代には交午柱とよばれる神棹であった…(白川静)」