鈴木其一『夏秋渓流図屏風』。夏の景色と秋の景色が対を成す作品。簡略化された熊笹の葉と、細部まで書き込まれた常緑樹の葉や紅い葉の混在がおもしろい。水の流れが金で描かれていたり、よく見ると樹のうえに蝉が止まっていたりと見どころ多し。