【参考解説】放射線の生体影響の確率的影響、細胞分裂に関するリスク比較。この比較は、細胞分裂のどういう時期が放射線に弱いのか、その分裂時期ごとの比較。細胞分裂は、M期、G1期、S期、G2期の4期に分けられる。放射線に弱い(生存率が低い)のは、M期(meiosis、減数分裂期)と、S期(synthesis、DNA合成期)の前期。このような時期を「放射線感受性」が高いという。逆にそれらの間(gap)の時期をG1期、G2期と呼んで区別する。これらは放射線感受性が低い。放射線感受性が高い条件は3つ知られていて、1)分裂の頻度が高い細胞、2)将来行う分裂数が多い細胞、3)形態・機能が未分化な細胞。例えば、リンパ組織(リンパ腺)の放射線感受性が高いのは分裂の頻度が高いから。この図は、柴田徳思先生の講演資料から:http://bit.ly/gpkRkw